行っとけ!!高橋留美子展。
卒業式シーズンに限ってなぜか雪が降ることで有名(?)な新潟。
そんな新潟で生を受け、今なお少年漫画の第一線で活躍している作家さんの展覧会が現在、
新潟市美術館で催されています。

というわけで行ってまいりました、高橋留美子展。
イトコ2人と妹と、女だらけのるーみっく祭り!
複雑に入り組んだ市街、マイカーで向かったところ何回も道に迷って幸先悪し。
正午過ぎにどうにかこうにかやっと到着、うまい具合に残り1台となった駐車スペースに滑り込みセーフ。
駐車場は10台も入れば満車になってしまうので、遠方から見にこようとする方は
電車に乗って新潟駅から降りて、犬夜叉ラッピングバスに乗ってくればいいと思うんだよ?
当日券は大人千円、大学生までは800円。
がりモルはアニメイトで前売り買っておいたから800円だよ。
いざ入場!
入ってすぐに高橋さんの代表作のキャラが作品の垣根を越えて共演した奇跡のショートアニメ、
「なんだかんだでオープニング」(←うろ覚えなので細部が違うかもしれない…)
が観られました。
ただ…
ホント入ってすぐの、イスを置くスペースもない狭~い空間だったので、立ち見するしかない。
「こんなとこで止まってられないぜ!」と素通りしてしまうせっかちさんが数人いましたけれど…
むしろこれを観られることにチケットを買う価値があった
と断言できるほどのクオリティ、おもしろさだったので、
「こんな大人になってもまだアニメ観るの?」っていう痛い視線にじっと耐えて、
約3分の上映時間ずっと立ちっぱという身体的苦痛にもじっと耐えてでも、
必ず観るべき。
「ちょ~っ、かぁわいぃねぇ~カァノジョ~!!」
あたるがかごめと、女らんまをガールハント!
「俺のかごめに何しやがる!」
「俺は男だっ!」
もうこれだけでファンなら昇天もののクロスオーバーなのですが…
「この時代にも鬼がいるのか…行がけの駄賃だ!俺がぶっ飛ばしてやるぜ!」
ラムを退治しようとする犬夜叉(案の定、その後かごめにお座りを命じられる)とか、
「この女好き…まさか弥勒さまの子孫?」
とかごめがあたるの女好きっプリに一言。
「こいつ…声が俺とそっくりだ…」
と、男乱馬と犬夜叉の中の人が同じ山口勝平さんならではのネタまで、
とにかく盛りだくさんの内容なのであった!
最後はセクハラ三昧働いたあたるに、
ラムちゃんの電撃 女らんまの獅子咆哮弾猛虎高飛車 犬夜叉の鉄砕牙
の3連コンボできついお仕置き。
それでもゴケンザイのあたるは奈落よりもタチが悪い!
カーテンコールは大団円で、本展の始まりを彩る演出としてはこれ以上ない最高のアニメーションでした!
原画の展示は
「うる星やつら」
→「めぞん一刻」
→「らんま1/2」
→「犬夜叉」
→「人魚シリーズなどの短編」
→「著名作家がラムちゃんを描くMy rum」の順番でした。
各展示スペースに入る前にゲートをくぐるのですが、そのゲートの壁、天井に至るまで
描く作品のとあるエピソードを切り取って3ページ分引き伸ばして張り付けてあるのでした。
キャラの大きさがほぼ等身大にまで引き延ばされているので、かなりの迫力でしたよ!
原画のほかには、各作品の単行本が全巻そろっていたり、生原稿が拝めたり…
「めぞん一刻」では一刻館の管理人室を忠実に再現したセットに一刻館のジオラマ、
「らんま1/2」には天道道場の看板にやかんといった
高橋さんの私物まで展示されていましたよ!
真剣か模造品かわからなかったけど、
「この刀が鉄砕牙のモデルなのかな?」とか想像力をかきたてられましたよ!
あと、高橋さんのインタビュー記事とか。
髭男爵さんや鳥居みゆきさんが最近お気に入りの芸人さんらしい。
お気に入りの漫画は「よつばと!」だとか。なるべくしてなったコラボだったというわけですね!
原画ならではの、生々しさすら感じるほどの繊細かつ大胆なタッチ。
印刷後ではきれいさっぱり消えちゃうベタの荒っぽさ、ホワイトなんかもばっちり確認できます。
「えぇっ、ココ修正してたのっ!?」
みたいな。
この、高橋留美子展でしか観られないオリジナルアニメーション。
日替わりで上映する作品が違うので、事前にチェックしておくのが、吉ですよ?
がりモルたちは「うる星やつら」の『ザ・障害物水泳大会』を観てきました。
年代的には「らんま」や「犬夜叉」のほうがストライクなのですが…
原作を全く読んでいないイトコたち、ちみっこたちも含めて、万人に受ける良作に仕上がっていましたよ。
ほんと、ちみっこが「ひははははっ!!」って大声あげて笑っているのを見たとき、
なんか…無性にうれしかったよ…
高橋留美子さんの作品は年代を超えて、受け入れられて、愛されているんだなあって。
先日、「AKIRA」を観たがりモルは「ぬるぬる動いてディズニーアニメみたい」と評しましたが、
この「ザ・障害物水泳大会」もそれに匹敵するほどのハイクオリティでしたよ!
全3作まとめて劇場用アニメーションとして公開したらいいのに!
そして…がりモルが最も期待していたのが「My rumコーナー」。
単行本ではモノクロだったあの美麗イラストがフルカラーで!
原哲夫さんが描いたラムちゃんの×××もきっちりフルカラーですよ!
それぞれ全員、きっちり紹介したいところですけどとりあえず思いつく限り箇条書きで感想を述べていきたい。
羽海野さんの描いたテンちゃんかわいいっ!
ケロロとラムちゃんの共演!!
GS美神のあのエピソードがフラッシュバック!
北条さんのコメントがもっこり~!!
ラムちゃんというより、もはやのいぢさんのラムちゃん!みたいな。
ジン語尾に「ちゃ❤」つけるの、自重しなさい!
島本さん、ホントにラムちゃんのことが好きなんだね…
松本大洋さんの絵はもう文化遺産級の美しさでした。
久米田さんのコメントのディープっぷりに絶望した!
よつばとラムちゃん!おなかの肉の付き具合がマニあ…
数ある作家陣の中でひときわ異彩を放ち、我々4人が満場一致でインパクト絶大と評したのが、
野中英治さんのラムちゃん!
っていうかこんなのラムちゃんじゃねぇぇぇぇ!!
見ないで描いたって、これくらいは描けるよ!↓(所要時間30秒)

確信犯だろ、のなー!!
いや、メンバー一同大爆笑だったけどね!
各々の作家さんの個性が爆発したラムちゃん、これは永久保存版で網膜に焼き付けておきたい!
そうそう、久米田さんや原さん(他にも数名)のラムちゃんはものクロとカラー2種類展示されていました。
ということは依頼があった時点で、モノクロ収録って決まっていたんでしょうね。
それでも、ほとんど全員カラーで描いてくれたのは、やはりラムちゃんへの愛ゆえに!だったのでしょうね。
そして、物販コーナー!
ここでしか手に入らない限定グッズの数々!
ラムちゃんの雷おこしとか、ばかうけとか!
がりモルはラムちゃん×キューピーのストラップ!
あと、

図録とめぞん一刻純米吟醸酒!
お酒飲めないけど、これは頑張って飲んでみるお!
ぴよぴよおちょこもいい感じ!
図録は、本展で展示された原画を完全収録(たぶん)!
ただし…
「My rumコーナー」のイラストは未収録…
これは、期待していただけにだいぶショック…
まぁ、権利関係とかいろいろあるんでしょうけど、いつか…
いつかきっと出る画集に、収録されてほしいものです…
それでも、高橋留美子スキーにはたまらない1冊に仕上がっています。
これで二千円は安いと思うか高いと思うかはあなたの価値観しだい…
購入するかどうか決めかねている方のために、少しだけ中身を…
原画と色味の違いなど特徴的なものをピックアップしてご覧に入れたいと思うよ。

線の細さと太さの使い分けがすごい!

この淡いタッチ、ぜひ原画で堪能していただきたい!

ふともも…

「着物柄良く描いたな!」と思ったらコラージュでした。

アリオンみたい。
近隣にお住まいかどうかは関係ない、
ファンなら迷わず行って来い!
後悔なんて、絶対しないから!
そんな新潟で生を受け、今なお少年漫画の第一線で活躍している作家さんの展覧会が現在、
新潟市美術館で催されています。

というわけで行ってまいりました、高橋留美子展。
イトコ2人と妹と、女だらけのるーみっく祭り!
複雑に入り組んだ市街、マイカーで向かったところ何回も道に迷って幸先悪し。
正午過ぎにどうにかこうにかやっと到着、うまい具合に残り1台となった駐車スペースに滑り込みセーフ。
駐車場は10台も入れば満車になってしまうので、遠方から見にこようとする方は
電車に乗って新潟駅から降りて、犬夜叉ラッピングバスに乗ってくればいいと思うんだよ?
当日券は大人千円、大学生までは800円。
がりモルはアニメイトで前売り買っておいたから800円だよ。
いざ入場!
入ってすぐに高橋さんの代表作のキャラが作品の垣根を越えて共演した奇跡のショートアニメ、
「なんだかんだでオープニング」(←うろ覚えなので細部が違うかもしれない…)
が観られました。
ただ…
ホント入ってすぐの、イスを置くスペースもない狭~い空間だったので、立ち見するしかない。
「こんなとこで止まってられないぜ!」と素通りしてしまうせっかちさんが数人いましたけれど…
むしろこれを観られることにチケットを買う価値があった
と断言できるほどのクオリティ、おもしろさだったので、
「こんな大人になってもまだアニメ観るの?」っていう痛い視線にじっと耐えて、
約3分の上映時間ずっと立ちっぱという身体的苦痛にもじっと耐えてでも、
必ず観るべき。
「ちょ~っ、かぁわいぃねぇ~カァノジョ~!!」
あたるがかごめと、女らんまをガールハント!
「俺のかごめに何しやがる!」
「俺は男だっ!」
もうこれだけでファンなら昇天もののクロスオーバーなのですが…
「この時代にも鬼がいるのか…行がけの駄賃だ!俺がぶっ飛ばしてやるぜ!」
ラムを退治しようとする犬夜叉(案の定、その後かごめにお座りを命じられる)とか、
「この女好き…まさか弥勒さまの子孫?」
とかごめがあたるの女好きっプリに一言。
「こいつ…声が俺とそっくりだ…」
と、男乱馬と犬夜叉の中の人が同じ山口勝平さんならではのネタまで、
とにかく盛りだくさんの内容なのであった!
最後はセクハラ三昧働いたあたるに、
ラムちゃんの電撃 女らんまの獅子咆哮弾猛虎高飛車 犬夜叉の鉄砕牙
の3連コンボできついお仕置き。
それでもゴケンザイのあたるは奈落よりもタチが悪い!
カーテンコールは大団円で、本展の始まりを彩る演出としてはこれ以上ない最高のアニメーションでした!
原画の展示は
「うる星やつら」
→「めぞん一刻」
→「らんま1/2」
→「犬夜叉」
→「人魚シリーズなどの短編」
→「著名作家がラムちゃんを描くMy rum」の順番でした。
各展示スペースに入る前にゲートをくぐるのですが、そのゲートの壁、天井に至るまで
描く作品のとあるエピソードを切り取って3ページ分引き伸ばして張り付けてあるのでした。
キャラの大きさがほぼ等身大にまで引き延ばされているので、かなりの迫力でしたよ!
原画のほかには、各作品の単行本が全巻そろっていたり、生原稿が拝めたり…
「めぞん一刻」では一刻館の管理人室を忠実に再現したセットに一刻館のジオラマ、
「らんま1/2」には天道道場の看板にやかんといった
高橋さんの私物まで展示されていましたよ!
真剣か模造品かわからなかったけど、
「この刀が鉄砕牙のモデルなのかな?」とか想像力をかきたてられましたよ!
あと、高橋さんのインタビュー記事とか。
髭男爵さんや鳥居みゆきさんが最近お気に入りの芸人さんらしい。
お気に入りの漫画は「よつばと!」だとか。なるべくしてなったコラボだったというわけですね!
原画ならではの、生々しさすら感じるほどの繊細かつ大胆なタッチ。
印刷後ではきれいさっぱり消えちゃうベタの荒っぽさ、ホワイトなんかもばっちり確認できます。
「えぇっ、ココ修正してたのっ!?」
みたいな。
この、高橋留美子展でしか観られないオリジナルアニメーション。
日替わりで上映する作品が違うので、事前にチェックしておくのが、吉ですよ?
がりモルたちは「うる星やつら」の『ザ・障害物水泳大会』を観てきました。
年代的には「らんま」や「犬夜叉」のほうがストライクなのですが…
原作を全く読んでいないイトコたち、ちみっこたちも含めて、万人に受ける良作に仕上がっていましたよ。
ほんと、ちみっこが「ひははははっ!!」って大声あげて笑っているのを見たとき、
なんか…無性にうれしかったよ…
高橋留美子さんの作品は年代を超えて、受け入れられて、愛されているんだなあって。
先日、「AKIRA」を観たがりモルは「ぬるぬる動いてディズニーアニメみたい」と評しましたが、
この「ザ・障害物水泳大会」もそれに匹敵するほどのハイクオリティでしたよ!
全3作まとめて劇場用アニメーションとして公開したらいいのに!
そして…がりモルが最も期待していたのが「My rumコーナー」。
単行本ではモノクロだったあの美麗イラストがフルカラーで!
原哲夫さんが描いたラムちゃんの×××もきっちりフルカラーですよ!
それぞれ全員、きっちり紹介したいところですけどとりあえず思いつく限り箇条書きで感想を述べていきたい。
羽海野さんの描いたテンちゃんかわいいっ!
ケロロとラムちゃんの共演!!
GS美神のあのエピソードがフラッシュバック!
北条さんのコメントがもっこり~!!
ラムちゃんというより、もはやのいぢさんのラムちゃん!みたいな。
ジン語尾に「ちゃ❤」つけるの、自重しなさい!
島本さん、ホントにラムちゃんのことが好きなんだね…
松本大洋さんの絵はもう文化遺産級の美しさでした。
久米田さんのコメントのディープっぷりに絶望した!
よつばとラムちゃん!おなかの肉の付き具合がマニあ…
数ある作家陣の中でひときわ異彩を放ち、我々4人が満場一致でインパクト絶大と評したのが、
野中英治さんのラムちゃん!
っていうかこんなのラムちゃんじゃねぇぇぇぇ!!
見ないで描いたって、これくらいは描けるよ!↓(所要時間30秒)

確信犯だろ、のなー!!
いや、メンバー一同大爆笑だったけどね!
各々の作家さんの個性が爆発したラムちゃん、これは永久保存版で網膜に焼き付けておきたい!
そうそう、久米田さんや原さん(他にも数名)のラムちゃんはものクロとカラー2種類展示されていました。
ということは依頼があった時点で、モノクロ収録って決まっていたんでしょうね。
それでも、ほとんど全員カラーで描いてくれたのは、やはりラムちゃんへの愛ゆえに!だったのでしょうね。
そして、物販コーナー!
ここでしか手に入らない限定グッズの数々!
ラムちゃんの雷おこしとか、ばかうけとか!
がりモルはラムちゃん×キューピーのストラップ!
あと、

図録とめぞん一刻純米吟醸酒!
お酒飲めないけど、これは頑張って飲んでみるお!
ぴよぴよおちょこもいい感じ!
図録は、本展で展示された原画を完全収録(たぶん)!
ただし…
「My rumコーナー」のイラストは未収録…
これは、期待していただけにだいぶショック…
まぁ、権利関係とかいろいろあるんでしょうけど、いつか…
いつかきっと出る画集に、収録されてほしいものです…
それでも、高橋留美子スキーにはたまらない1冊に仕上がっています。
これで二千円は安いと思うか高いと思うかはあなたの価値観しだい…
購入するかどうか決めかねている方のために、少しだけ中身を…
原画と色味の違いなど特徴的なものをピックアップしてご覧に入れたいと思うよ。

線の細さと太さの使い分けがすごい!

この淡いタッチ、ぜひ原画で堪能していただきたい!

ふともも…

「着物柄良く描いたな!」と思ったらコラージュでした。

アリオンみたい。
近隣にお住まいかどうかは関係ない、
ファンなら迷わず行って来い!
後悔なんて、絶対しないから!
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