あるアッタカサの日常

第６話　「希望の道」


アームストロング少佐がエルリック兄弟の護衛役を買って出て、
故郷リゼンブールに機械鎧を修理しに向かう道中。
途中停車した駅でイシュバール内乱から行方をくらませていた
錬金術医療に精通しているドクターマルコーを見かけ、
生体錬成について何か知っているかもしれないと、一行はマルコーの後を追うことにする。

マルコー宅を突き止めるべく村の人に聞き込みをした一行。
ドクターマルコーはその街でマウロと名を変え、村人たちをタダ同然で診てくれていたのだった。

マルコーの元を訪れた一行は、彼が賢者の石の研究をしていたことを知る。
エドは、マルコーがセントラルを去る時に持ち出した研究資料を見せてくれるように頼むのだが…

「知れば、地獄を見る事になる…」

自分が研究、開発した賢者の石が戦争で使われて、
無関係な一般人の命がたくさん失われたことに責任を感じているマルコーは、エドの申し出を頑なに拒む…

「地獄ならとうに見た！」

エドの生半可ではない覚悟を内に秘めた叫び。

「真実を知っても後悔しないと言うなら、これを見なさい」

それを受け止めたマルコーは、研究資料を隠した場所が記されたメモをエドに渡し…

「君達が元の身体に戻れる日が来るのを祈っておるよ」

と言い残して、帰路につくのだった…

しかし、自宅に戻ってきたマルコーを、意外な人物が出迎える…


Bパートは原作３巻収録の第９話「家族の待つ家」をやってました。
リゼンブールでウィンリィとピナコおばあちゃんにオートメイルを修理してもらうお話。

イシュバールの内乱でウィンリィの両親が亡くなったこと。
お母さんの墓参り。
エルリック兄弟のいろいろな過去がピナコおばあちゃんの口から語られます。

オートメイルの修理も無事済んで、アルの身体も元通りに錬成したら
兄弟で動作確認も兼ねてちょこっと組み手。
一杯身体を動かしたらメシがうまい！

翌日、研究資料が隠されている中央図書館を目指し朝イチでセントラルに戻った一行。
しかし、ウィンリィの作業机にあってはならない、エドのオートメイルの部品が鎮座ましまし…



もうすでに前シリーズのウィンリィの声が思い出せない（豊口さん…ごめん…）がりモルなので、
ウィンリィの声は全然違和感無かったな～。

そうそう、キリが誰かっていうのはネタばれになるとまずいから詳細は伏せておくとして、
ざっくり紹介するとマウロ先生を慕う村娘さんなのですよ。
マルコーさんを出迎えたあの女の人との問答シーンが今回バッサリカットされちゃったから…
今回出番ナシ。
物語の進行上、外せないエピソードだと思ったのになぁ…

ちょこちょこ削るよね、今期の「ハガレン」…
前シリーズは原作未読だから気にならなかったけど、
やっぱり一回原作に触れちゃうと、どうしても比較しちゃうよね…




ちょっとマルコーさんの顔が細身になって老けちゃった感じ。
そして、キリは幼くなっちゃった感じ。
なぜこうなったのか…がりモルにもわからねぇんだぜ…

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