あるアッタカサの日常

第１２話　「一は全、全は一」



「――とうとう来ちまったな…」
「うん…」
「師匠…留守だといいなぁ！！」
「うん…」

エルリック兄弟の願いかなわず、シグ（師匠の旦那）さんがドス持ってお出迎え☆
そして２人の師匠であるイズミさんはエドにキックをお見舞いするくらいの熱烈歓迎っぷり！

でも病弱なイズミさん、いきなり大量の血を吐いてぶっ倒れた！
そんな妻をかいがいしく看病するシグさん…
抱き合い見つめあう２人…
Wow…


それはさておき、「鎧になってから、初めて頭なでられた…☆」
って頬を朱に染めるアルが…
うへへ…


…賢者の石について何か知っていることはないか、師匠に尋ねたエドだったけど、
大した成果は得られなかった代わりに、この前の旅行で中央に寄ったとき、
石についてやたら詳しい錬金術師にあったという。
その錬金術師こそ…

「あいつのせいで母さんは死んだんだ…あいつのせいで…！」

エルリック兄弟たちの父親、ホーエンハイムだった…

兄弟の幼いころの回想シーン。
お母さんを亡くした記憶。


２話でやった人体錬成のエピソードとかぶってるっていうか時系列的には
こっちのが順序として正しいので、お話のとびとび感がすさまじいですね。


「通りすがりの主婦です！！」
「…ぶふぇ！」

かっこいいこと言ったと思った直後に吐血とか！
べらぼうに強いお師匠さんも、こんなお茶目なところがあればこその人気ですよNE☆
…吐血ってお茶目か？って疑問はさておき、
師匠に弟子入りのお願いしたと思ったら…
いろんなエピソードすっ飛ばして、もう無人島編～！！

「なんじゃそら～！！」って、
こっちのセリフじゃー！！

メイスンさんどこ行ったァァアああ！？

アリ食ったぁァあああ！！？
「すげー酸っぱかった」じゃNEEEEEEE！！


…原作未読者の方がアリ食うエドを見て、どんな感想を心持ちになったのか、むっちゃ気になるわい。
原作読んだがりモルは、ぶっ飛びすぎる展開に笑っちゃいましたけど☆


「目に見えない大きな流れ」
「それを『世界』と言うのか『宇宙』と言うのかわかんないけど」

「オレもアルもその大きい流れの中のほんの小さなひとつ、全の中の一」
「だけどその一が集まって全が存在する…」

「『全』は世界！」
「『一』はオレ！」

見事１か月のサバイバルを生き抜いて、師匠の問いかけの答えを見つけ出したエルリック兄弟は
本格的な修行に移る！

本を読みながら片手間で兄弟の組み手をとる師匠パネエっす。
カカシ先生とタメ張れるっす。

「先生は手のひらを合わせただけで錬成してましたよね」
「――真理にたどり着けば、できるようになるかもね…」


エドの回想シーンが終わり、翌日…

「おまえ、あれを見たな！」
エドとちょっと組み手しただけでエドの腕と足が機械鎧だってこと、
真理の扉を開いて錬成陣なしで錬成できるようになったこと、
アルの鎧の中身が空っぽだってことに気付いたイズミ師匠。

イズミ師匠も、過去に死んだわが子を蘇らせようとして、
人体錬成を試み、真理の扉を開いたものの
その代償として内臓をあちこち持ってかれたらしい…

「師弟そろってしょーもない…」

師匠の腕に抱かれて、ただただ謝罪の言葉を繰り返すエルリック兄弟…


「この世は想像もつかない大きな法則に従って流れている」
「その流れを知り分解して再構築する」
「それが錬金術…！」




…なんかもう原作話をスタッフがどれだけ削ってくるか予想するのが、
今期の「ハガレン」の楽しみ方なんじゃないかって思い始めた今日この日…
だけど…


メニィちゃん（かわいいロリ）が飼ってた猫が死んで、
「チコの命は作ってあげられないけど、お墓は作ってあげられる…」
ってイズミ師匠がお墓を作ってあげる爆涙必至のエピソードを削ったのは
許さない、絶対にだ…！

キツネの子供がウサギさんを食べる描写ははっきりグロく描いてるのに…
力入れるところが間違ってるだろ…





あと…

あの野郎…Aパート終わりのアイキャッチで、いつものアレが無いから
（とうとうなくしちゃったか！正解だよソレ！マジ要らなかったもんあのセリフ☆）とかご満悦だったのに…

「フゥゥメタォアルケミッ…」
戻ってきやがった…


…あ、それと「ハルヒ」の「エンドレスエイト」回のイラストもやっとアップしました…
新OPキマシタワー！！ってテンション上がって
無駄に気合を入れて描いたので、よろしければ見てやってください…


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