あるアッタカサの日常「みんな、私を置いて大人にならないでよ？」　「けいおん！」　第１３話（番外編）の感想。

「みんな、私を置いて大人にならないでよ？」　「けいおん！」　第１３話（番外編）の感想。

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早いもので「けいおん！」も、もう最終回…
あ、最終回は先週か。

とにもかくにも、桜高校軽音部のみんなとは、ひとまずお別れ。

感想記事の始まりは~~たくあん~~ムギちゃんでした。

なのでシメも、ムギちゃんにお願いしたのです。

番外編　「冬の日！」

「寒いねぇ～憂☆」

…うん、アバンからずっと伏し目がちなメンバーに、
がりモルも背筋にひやりと冷たい汗が伝い落ちたんだぜ…
もしかして、また鬱展開…

部室に集合軽音部めんばー。

…唯ちゃん以外みんなダウナーじゃないか…
何があったんだ…

「律ちゃんほっぺたあったか～い☆」

律ちゃんの頬で暖をとる唯ちゃん。
あ、いつもの「けいおん！」に戻ってきた…

「寒くてギター弾けないよ～ぅ…」

だからって、手袋はめてちゃ演奏できるはずもない！

唯ちゃんが役に立たない手袋に失望してる最中もずっと律ちゃんはメランコリニスタ。
「何かあったの？」って尋ねても、「ヒゲ！」
ってはぐらかされちゃって…

今度の日曜、鍋パーティー使用ってみんなを誘うのだけれど、
みんな用事があるとかって唯ちゃん涙目…

学校からの帰り道、

「今日はここで…」

ってムギちゃんだけ別行動？
男ができたんじゃないかって疑うメンバーだったけど…？

…前髪下ろすと、律ちゃんと唯ちゃんの区別がつかないがりモルはどうしたら…

鍋パーティーに参加できなかった各々の理由…

梓ちゃんは純ちゃんに頼まれてペットのネコちゃんのお世話で忙しくってNG。
「ひぃぃ…」って悲鳴上げるくらい
梓ちゃんは猫苦手なのか…
あんなにかわいいエンジェルちゃんたちなのに…

ムギちゃんはなんとファストフード店でバイト！
お嬢様なのにバイト！
ちよちゃんみたいデスネ…

澪ちゃんは電車に揺られ１人旅…
でなくって新曲の歌詞作りのために、ちょっと遠出してるみたいです。

様子がちょっとおかしかった律ちゃんは弟君と映画に行くはず…なのですが？
「冬の日、どんなに寒くても僕は幸せ…」
「前髪を下ろした君の姿も見てみたい…」

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GYAAAAAAAAA！！！？

コレは…らららラブラブラブレターってやつじゃないのか…
おいぃ…番外編にして恋愛フラグが立つとは…
律ちゃんファン大丈夫か…

「あずにゃん２号…❤」
梓ちゃんはエンジェル達の魅力に気付き始めたようです…

「ご一緒に、ポテトもいかがですか？」　

ムギちゃんも初めてのバイトだけど、一生懸命頑張ってます。

「いい詞ができそうだな…！」
澪ちゃんはなぜか海辺に…

「マシュマロ豆乳鍋とか、チョコカレー鍋はどうかな？」
「お姉ちゃん、無理なチャレンジはよそうよ…」

今日は流れちゃったけど、今度みんな集まった時にニュージェネレーション鍋をご馳走したいっていう
唯ちゃんの考えはあっぱれなのだけど…
うん…憂ちゃんには当日、お姉ちゃんをきちんと見張ってもらわなくてはいかんな…

「何してんだろ…みんな…」
せっかく遠出した澪ちゃんだけど、いまだいい詞は浮かばず…

「す、すみません…！！」
ムギちゃんもバイトで失敗しちゃって…

「あずにゃん２号！？」
梓ちゃんは預かってるネコちゃんがいきなり吐いたりなんかして…

「あれってやっぱりラブレ…」
律ちゃんは映画を観終わった帰り、友達んちで遊ぶ事になった弟君と別れて一人ぼっちの帰路に就く…
しかし、律ちゃんだけ１人、次元の違う悩みの様な気が…

なにげにピンチなこの４人の携帯に、一括送信されたメール。

「マシュマロ豆乳鍋と、チョコカレー鍋、どっちがたべてみたい？」

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唯ちゃんのメールがきっかけで、一気に事態は収束していきました。

梓ちゃんが預かってた猫は病気とかじゃなくて、単に毛玉を吐いていただけでした。
あずにゃん１号なのに、ネコ知識なさ杉だぜ…
唯先輩に助けてもらってよかったね！

ムギちゃんのバイト先に集まった軽音メンバー。

…律ちゃんの悩みの種、ラブレターと思しきその手紙は、
澪ちゃんが作った歌詞でしたというオチ。

…予想余裕でした…

「HYAUッ！！」
冷えたベースが太ももに当たってなんか面白い悲鳴を上げた澪ちゃんに
アンコールを要求する唯ちゃん…

「私、体温高いから…」
「いいなぁ～一家に一台ムギちゃんほしいなぁ…」

「手が冷たい人は心があったかいんだよ？」

「ムギちゃんは手も心も、全部あったかいよ！」

…番外編はムギちゃん回でした。
今回バイト経験を通じてひと回り人間として成長する彼女の姿に胸打たれて、
一気にファンが増えたんじゃないのかな？
最終回からずっと、ムギちゃんの株が上昇中なんだぜ！

今回印象的だったのが、（なんか観ててつらいなー）
って暗ーい感じのシーンって、決まってBGMが流れてなかったんですよね。

「エヴァ」の「最後のシ者」しかり「かみちゅ！」のコタツ回しかり。
思い出に残る名作は総じて音の使い方がうまいなあと思いました…

まあぶっちゃけ、番外編なんだからもっと女の子同士でキャッキャウフフする、
ギャグテイストを前面に押し出したようなお話がよかったんですけどね…

まさかさわちゃん先生と、和ちゃんも出ないなんて！
律ちゃんの弟君出してる場合じゃないんだぜ…

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「みんな、私を置いて大人にならないでよ！」

今回っていうか、「けいおん！」全編通して観て最もぐっときた唯ちゃんの言葉。

いつか彼女たちも大人になる、ならなくちゃいけない時が来るんだろうけれど、
それまでは、きらきら宝石みたいに輝いている大切な一瞬一瞬を全力で謳歌してほしい。

精神年齢はずっと幼いつもりだけど、もうとっくに大人になっちゃったがりモルは、そう願うのです。

あんまり練習してるふうでもないのに、いつの間にかプロ級の演奏ができるようになっていたりと、
色々ツッコミどころはあったけれども。
細けぇことはいいんだよと。

些細なツッコミは、吹き飛ばすくらいのパワーにあふれていた「けいおん！」。

なにはともあれ、楽しい１クール、１３話でした。

スタッフキャストの皆さん、この作品にかかわったすべての人に。

そして、がりモルの感想記事にここまで付き合ってくれたみなさん。

どうもありがとうなんだぜ！