あるアッタカサの日常

奈須きのこさんによる同名小説のアニメ化作品なのですが、ファンの熱狂的な支持を得てただのアニメ化にとどまらない一大ムーブメントになっております。少なくとも、がりモルの中ではかなりふぇいばりっとであります。
先日劇場４作目となる劇場版 「空の境界」 伽藍の洞のＤＶＤが発売されました。
もちろんがりモルも買ったＹＯ！
がりモルは前３作もＤＶＤ持ってますけど、原作は読んでいません。そのうえ章と時系列がバラバラになっているため謎が謎を呼ぶ展開に初見はちょっと置いてけぼり感もあるけれど、ＤＶＤなら時系列どおりに、何度でも観返せるので無問題だす！

今日、４作目の「伽藍の洞」を観ました。
がりモル的には現時点で４作中モストフェイバリットの傑作でした！

まず、冒頭の式が病院に運び込まれるシーン→手術の丁寧な作画、まさに「アニメ」の語源どおりに命を吹き込まれたかのように生き生きと演技するキャラクタたち、緻密な美術背景に嘘偽りなく、思わず身震いしましたもの。
看護師さんが患者さんの脇を抱えて体位を変換するシーンがあるのですが、どこかの看護師さんに取材させてもらったんじゃないかってくらいリアルでしたからね。
あと、光の表現が素晴らしい！車の窓を伝う雨の流れることの美しさといったら！

…がりモルが「ニニンがシノブ伝」のころから注目しているアニメ製作会社「ｕｆｏｔａｂｌｅ」さん制作、という些細な理由からこの「空の境界」の世界に足を踏み入れたのですが、全く後悔しておりません。むしろこの天の巡り合わせを神に感謝です。

しかもこの伽藍の洞、監督したのは滝口禎一さん！妹と一緒に「無人惑星サヴァイヴ」を観ていたがりモルにとっては、まさかの大抜擢。これを機に一気に知名度が上がってくれたら、がりモルはすごくうれしいです。そして「サヴァイヴ」の再放送を…

がりモル的にチョト気になったのは、看護師さんが入院している主人公について雑談しているシーン。
「その会話橙子さんに筒抜けなんですけど？」
橙子さんというのは今回描かせていただいた、自称魔術師の人形師さん（←自分でも何を言っているのかわからないけれど、事実なんだＹＯ！）で主人公と深いかかわりを持つ人物なのですけど、深いかかわりアリナシ関係なく、患者の病状とか事情とか、病院関係者以外にまるで聞いてくださいと言わんばかりに病院内の、しかも人通りの多いところで話しているのはいかがなものかと。
医療関係者には患者さん等への守秘義務というのがあってだな…
…ま、どうでもいっか。取るに足らない、ほんの些細なことだから。
もうひとつ、あえて難を挙げるとするならば、なぜブルーレイで出さない…
ていうか、全国公開してほしいんですけど！
あれは劇場で観る価値のある作品だと思うんだ！！

とにかくオススメ！レンタルでもいいからみんな１度見てみるといいよ！がりモルは縮刷版劇場公開パンフレット等豪華特典が付いてくる限定版ＤＶＤの購入をプッシュするけどね！


↓下記リンク先のブログ、まごプログレッシブ：Ｐａｒｔ２さんにて画像アリの詳細なレビューが読めます。
　　がりモルも大変お世話になっています！

http://danceofeternity.blog76.fc2.com/blog-entry-1502.html