「マイマイ新子と千年の魔法」、観てきましたよ。
埼玉に下宿していたころ、CMを観た時からずっと気になっていました。
それからおよそ半年の後、まさか地元新潟で見られるなんて。
そして片渕監督ご本人にお会いして、その上サインまで頂けるなんて!

この映画を観れば、きっとあなたも千年の魔法にかかるはず。
「マイマイ新子と千年の魔法」

公開劇場であるところのシネウインドさんは、がりモルお初にお目にかかる映画館。
シートの数とかいまいち公式サイトを調べてもよくわからなかったから。
「チケット、もう売り切れました」っていう最悪の事態を回避するべく、
10時の開館直後を狙って…
という算段だったのに、「DB改」に夢中になって、あれこれ支度に手間取って。
結局予定より1時間も遅れて到着。
『遅れて到着』というシチュエーションは、がりモルの経験上、
残念な未来が脳裏をかすめることを禁じ得なかったわけですが…

思いのほかあっさりとれちゃいました。チケット。
あと、15日と16日、各日先着10名様にプレゼントされていた
「マイマイ新子特製エコバッグ」も、もらえちゃいました!
いぇいいぇい!

シネウインド内の一角で展示されていた、
「マイマイ新子」の美術ボードや原画のコピー。
展示品の撮影&ブログへの掲載許可を劇場のスタッフさんに申し出たら、
快諾していただけたのです。
ありがとうシネウインド。

でも、「支配人にちょっと伺ってみますので…」と言われた時にはさすがに、
(大ごとにナッチマッタ…)と正直がりモル心中穏やかじゃなかったんだよ…
せっかく許可をいただいたので、たくさん写真を撮らせてもらいました。
デジカメを忘れちゃって、携帯の残念画質ですけれど…

少しでも、雰囲気が伝わればいいかな、という想いで。
画像をクリックすると、別ウインドウでだいぶ大きく表示される仕様にしてあります。
そうそう。
「マイマイ新子」の英題は「マイマイミラクル」なんだって。
あちらの人にも、「マイマイ(つむじのこと)」は、言葉として通じるのでしょうか…

原画のコピー。
アニメの制作過程の一端を垣間見れる、貴重な体験ですよ!

外国のプレス用ブックレットの展示など、
めったにお目にかかれない資料も実際に手に取ってみることができました。
がりモル英語はさっぱりだから、何が書いてあるかは全くわからんちんでしたけど…

原画(コピー)の一部を抜粋。

「線を細く」だとか、動画の中割への指示などがみっちり!書きこんである原画もあって、
スタッフの「マイマイ新子」にかけるパッションを肌で感じ取ることができます。
・
・
・
と、こんな感じで上映が始まる前に、これだけのオタノシミがあったわけなのですよ。
コピーしてあったのは、このシーンの原画か!
テンションクライマックスなシーンだったんじゃん!
そら中割指定も細かくなるわ!
みたいな、ふつうに観るだけと違う。
別のアプローチで楽しめたので、なかなか良かったですわ。
肝心の「マイマイ新子」本編のデキはどうだったのかというとですね。。。

新子のマイマイが千秋のホイップに見えて仕方なかったっ!
という冗談はさておき。
おもしろかった!
94分があっという間だったよ!
新子の魔法(空想)が現実とごちゃ混ぜになったヴィジュアルは、
実にユニークでオンリーワンの輝きに満ちているんだよ!
昭和30年代と千年前の防府、背景も小物もしっかり作りこんであって。
それによる作中のリアリティ、作中への没頭感がハンパないのです!
それと。
キャラクターデザイン的にも、やはりジブリ作品と比べられることは避けられないように思われる
「マイマイ新子」ですけど。
がりモル的には古き良きジブリアニメ、
特に高畑フィルムっぽいなぁという印象は否めませんでした。
似て非なるものではあるんだけど、「おもひでぽろぽろ」がちらちら脳裏をかすめて…
・
・
・
いたのは前半、導入部分だけ!
東京からの転校生、貴伊子と新子が仲良くなる過程が!
男子女子の性別関係なく、服の汚れが勲章替わりで、日が暮れるまで外で遊んで!
アルムのおんじ(笑)みたいなお爺さんがいて!
清少納言(ようじょ)!
観ているうちに、
ちみっこどもの一挙手一投足がたまらなくいとおしくなる、
そんなステキ映画でした!
まぁ、とある事件をきっかけに。
泣かせに入ってくるわけですが…
中の人たちの迫真の演技も相まって、がりモル不覚にも、うるっと来ちゃったんだぜ…
そうそう!
役者さん方の演技が、もうほんとにすばらしくて!
声優が本業でない方の演技もとっても自然で。
野田圭一さんのおじいさんボイスは、まさに新境地!
ていうか、松元環季ちゃんと冨澤風斗くんの演技がすばらしくて!
「コードギアス」で天子やブイツーを演じた時は、「棒」とか言われていたりもしたけれど…
「河童のクゥ」で、ひーちゃんやクゥを演じた時は、2人のその成長っぷりに驚いて。
「マイマイ新子」では、なんかもう2人…
ベテラン声優も舌を巻くほどな神演技の連発で…
新子の妹、光子ちゃんの愛くるしさに萌悶えくるしむこと間違いなし!ですよ!
・
ちなみに。
ラスト、クライマックスの泣きのシーン。
がりモル、けつが痛くて別な意味の涙が止まらなかったんだよ…
シネウインドのシート、隣りと超密着してるから姿勢を変えることもできなくてさ…
…決してがりモルが痔主だからとか、そーゆーことじゃないから!
そのへん勘違いするんじゃねーんだよ!?
・
そして、上映が終わった後に。
片淵監督のトークショーが!
撮影OKだったので、記念にバンバン撮りたかったんだけど…
前述の通り、超密着シートだったために。

前座席の子連れ夫婦のど頭が写り込むという残念なアングルしか撮れなくて…
デジカメ画質ならまだ違ったんだろうけれど…
まぁ、写真の善し悪しはさておき。
監督のトーク自体は「マイマイ新子」を深く掘り下げてくれる興味深いネタばかりでした。
監督と仲良しだった故金田伊功氏が、
新子が通っていた小学校に通い、
新子と同じ3年3組で1年間を過ごし、
アヒル係だった
というのは、かなりのインパクトでした。。。
世界って、広いようで結構狭いよね…
・
次の上映時間が迫っていて、トークショーは10分弱という短い時間で終わってしまって。
少し残念な気持ちになったけれど。

片渕監督のサインがもらえたから結果オーライ!
わーいわーい!
いゃっほぅ!
だいじにとっておくことにしよう。
・
監督本人と少し御話しする時間があったんですけれど。
めでたく7月23日に発売が決定したDVD
に収録予定のオーディオコメンタリーは、
まだ録ってないんだって。
スペシャルゲストは誰なのかなー。
妄想は膨らむばかりです!
・
とまあ感想になってるんだかなんだかよくわからない記事になっちゃったけど。
とりあえず、「マイマイ新子と千年の魔法」は、
日本アカデミー賞とかメディア芸術祭の大賞だとか、
名のある賞に輝く可能性は十二分にある不朽の名作。
異例のロングラン上映中だもの、
もしかしたらあなたの住むところの近くで観られるかもしれないよ?
ご覧になれる地域にお住まいの方は、ぜひご覧あれ。
お住まいでない方は、7月23日発売のDVDを買うなりレンタルするなりしてでも、
観てみるといいよ!
チケット代、DVD代、レンタル料金。
損した気分にはぜったいさせない、むしろおつりが返ってくるイキオイの満足感。
ぜひぜひみんなに体験してほしいです。
何はなくとも、がりモルは買うよ!
DVD!
「ハガレン」リアルタイム視聴だとか、
「週トロ」の記事作成だとかいろいろ犠牲にしたものは大きかったけれど。
とても充実した時間を過ごすことができました。
ありがとうマイマイ新子。

FC2 Blog Rankingに参加しております。応援よろしくです。
↑久しぶりに「みなみけ」のキャラを描いたよ…
それからおよそ半年の後、まさか地元新潟で見られるなんて。
そして片渕監督ご本人にお会いして、その上サインまで頂けるなんて!

この映画を観れば、きっとあなたも千年の魔法にかかるはず。
「マイマイ新子と千年の魔法」

公開劇場であるところのシネウインドさんは、がりモルお初にお目にかかる映画館。
シートの数とかいまいち公式サイトを調べてもよくわからなかったから。
「チケット、もう売り切れました」っていう最悪の事態を回避するべく、
10時の開館直後を狙って…
という算段だったのに、「DB改」に夢中になって、あれこれ支度に手間取って。
結局予定より1時間も遅れて到着。
『遅れて到着』というシチュエーションは、がりモルの経験上、
残念な未来が脳裏をかすめることを禁じ得なかったわけですが…

思いのほかあっさりとれちゃいました。チケット。
あと、15日と16日、各日先着10名様にプレゼントされていた
「マイマイ新子特製エコバッグ」も、もらえちゃいました!
いぇいいぇい!

シネウインド内の一角で展示されていた、
「マイマイ新子」の美術ボードや原画のコピー。
展示品の撮影&ブログへの掲載許可を劇場のスタッフさんに申し出たら、
快諾していただけたのです。
ありがとうシネウインド。

でも、「支配人にちょっと伺ってみますので…」と言われた時にはさすがに、
(大ごとにナッチマッタ…)と正直がりモル心中穏やかじゃなかったんだよ…
せっかく許可をいただいたので、たくさん写真を撮らせてもらいました。
デジカメを忘れちゃって、携帯の残念画質ですけれど…

少しでも、雰囲気が伝わればいいかな、という想いで。
画像をクリックすると、別ウインドウでだいぶ大きく表示される仕様にしてあります。
そうそう。
「マイマイ新子」の英題は「マイマイミラクル」なんだって。
あちらの人にも、「マイマイ(つむじのこと)」は、言葉として通じるのでしょうか…

原画のコピー。
アニメの制作過程の一端を垣間見れる、貴重な体験ですよ!

外国のプレス用ブックレットの展示など、
めったにお目にかかれない資料も実際に手に取ってみることができました。
がりモル英語はさっぱりだから、何が書いてあるかは全くわからんちんでしたけど…

原画(コピー)の一部を抜粋。

「線を細く」だとか、動画の中割への指示などがみっちり!書きこんである原画もあって、
スタッフの「マイマイ新子」にかけるパッションを肌で感じ取ることができます。
・
・
・
と、こんな感じで上映が始まる前に、これだけのオタノシミがあったわけなのですよ。
コピーしてあったのは、このシーンの原画か!
テンションクライマックスなシーンだったんじゃん!
そら中割指定も細かくなるわ!
みたいな、ふつうに観るだけと違う。
別のアプローチで楽しめたので、なかなか良かったですわ。
肝心の「マイマイ新子」本編のデキはどうだったのかというとですね。。。

新子のマイマイが千秋のホイップに見えて仕方なかったっ!
という冗談はさておき。
おもしろかった!
94分があっという間だったよ!
新子の魔法(空想)が現実とごちゃ混ぜになったヴィジュアルは、
実にユニークでオンリーワンの輝きに満ちているんだよ!
昭和30年代と千年前の防府、背景も小物もしっかり作りこんであって。
それによる作中のリアリティ、作中への没頭感がハンパないのです!
それと。
キャラクターデザイン的にも、やはりジブリ作品と比べられることは避けられないように思われる
「マイマイ新子」ですけど。
がりモル的には古き良きジブリアニメ、
特に高畑フィルムっぽいなぁという印象は否めませんでした。
似て非なるものではあるんだけど、「おもひでぽろぽろ」がちらちら脳裏をかすめて…
・
・
・
いたのは前半、導入部分だけ!
東京からの転校生、貴伊子と新子が仲良くなる過程が!
男子女子の性別関係なく、服の汚れが勲章替わりで、日が暮れるまで外で遊んで!
アルムのおんじ(笑)みたいなお爺さんがいて!
清少納言(ようじょ)!
観ているうちに、
ちみっこどもの一挙手一投足がたまらなくいとおしくなる、
そんなステキ映画でした!
まぁ、とある事件をきっかけに。
泣かせに入ってくるわけですが…
中の人たちの迫真の演技も相まって、がりモル不覚にも、うるっと来ちゃったんだぜ…
そうそう!
役者さん方の演技が、もうほんとにすばらしくて!
声優が本業でない方の演技もとっても自然で。
野田圭一さんのおじいさんボイスは、まさに新境地!
ていうか、松元環季ちゃんと冨澤風斗くんの演技がすばらしくて!
「コードギアス」で天子やブイツーを演じた時は、「棒」とか言われていたりもしたけれど…
「河童のクゥ」で、ひーちゃんやクゥを演じた時は、2人のその成長っぷりに驚いて。
「マイマイ新子」では、なんかもう2人…
ベテラン声優も舌を巻くほどな神演技の連発で…
新子の妹、光子ちゃんの愛くるしさに
・
ちなみに。
ラスト、クライマックスの泣きのシーン。
がりモル、けつが痛くて別な意味の涙が止まらなかったんだよ…
シネウインドのシート、隣りと超密着してるから姿勢を変えることもできなくてさ…
…決してがりモルが痔主だからとか、そーゆーことじゃないから!
そのへん勘違いするんじゃねーんだよ!?
・
そして、上映が終わった後に。
片淵監督のトークショーが!
撮影OKだったので、記念にバンバン撮りたかったんだけど…
前述の通り、超密着シートだったために。

前座席の子連れ夫婦のど頭が写り込むという残念なアングルしか撮れなくて…
デジカメ画質ならまだ違ったんだろうけれど…
まぁ、写真の善し悪しはさておき。
監督のトーク自体は「マイマイ新子」を深く掘り下げてくれる興味深いネタばかりでした。
監督と仲良しだった故金田伊功氏が、
新子が通っていた小学校に通い、
新子と同じ3年3組で1年間を過ごし、
アヒル係だった
というのは、かなりのインパクトでした。。。
世界って、広いようで結構狭いよね…
・
次の上映時間が迫っていて、トークショーは10分弱という短い時間で終わってしまって。
少し残念な気持ちになったけれど。

片渕監督のサインがもらえたから結果オーライ!
わーいわーい!
いゃっほぅ!
だいじにとっておくことにしよう。
・
監督本人と少し御話しする時間があったんですけれど。
めでたく7月23日に発売が決定したDVD
まだ録ってないんだって。
スペシャルゲストは誰なのかなー。
妄想は膨らむばかりです!
・
とまあ感想になってるんだかなんだかよくわからない記事になっちゃったけど。
とりあえず、「マイマイ新子と千年の魔法」は、
日本アカデミー賞とかメディア芸術祭の大賞だとか、
名のある賞に輝く可能性は十二分にある不朽の名作。
異例のロングラン上映中だもの、
もしかしたらあなたの住むところの近くで観られるかもしれないよ?
ご覧になれる地域にお住まいの方は、ぜひご覧あれ。
お住まいでない方は、7月23日発売のDVDを買うなりレンタルするなりしてでも、
観てみるといいよ!
チケット代、DVD代、レンタル料金。
損した気分にはぜったいさせない、むしろおつりが返ってくるイキオイの満足感。
ぜひぜひみんなに体験してほしいです。
何はなくとも、がりモルは買うよ!
DVD!
「ハガレン」リアルタイム視聴だとか、
「週トロ」の記事作成だとかいろいろ犠牲にしたものは大きかったけれど。
とても充実した時間を過ごすことができました。
ありがとうマイマイ新子。

FC2 Blog Rankingに参加しております。応援よろしくです。
↑久しぶりに「みなみけ」のキャラを描いたよ…
スポンサーサイト
テーマ : マイマイ新子と千年の魔法
ジャンル : アニメ・コミック