自分の色を見つけるための再出発- 「カラフル」を観て。
がりモルのおねいちゃんが、
「原作読んだけど、あんなドロドロしてるの観に行くらいなら、」
「『キャッツ&ドッグス』を観た方が百倍マシ」
とか言ってたけど。。。
別にそんな事はなかったぜ!
それどころか、まじ泣きだよ!
大号泣だよ!

森絵都原作、原恵一監督最新作。
「カラフル」

プラプラまじ天使!
原監督、伝家の宝刀である細やかな人物描写。
早乙女くんが肉まんを均等に分けようとして、
でもやっぱり真くんに大きい方をあげたくて…っていうあそこ!
あそこのシーンは本当に、観てて涙が出るくらいビバ☆青春!
って感じで、すっごい気持ちよかった!
あと、雨に濡れたひろかちゃん、まじエロかった…
ジャケット脱いだり髪の毛を弄んだり、ひとつひとつの所作がなんてゆーか。
もう中学生ってレベル軽く突破して、場末のバーのママクラスだよあのエロス…
あと背景美術!
写真からトレースしただろこれ
っていうかこれ完全に実写だァァァァアア!!!
そんな超一級品の美麗な背景、劇場の大スクリーンで観ないともったいないです!
あと音周りとか!
今、「灰羽連盟」のブルーレイBOX観始めてるせいか、
大谷幸さんの音楽が「灰羽」の世界観とシンクロして。
「ここぞ!」ってとこでぴしゃりとはまる音楽が流れて、
よけいに涙腺が刺激されるのです!
音響も、生活音とか電車の音とかすごかったな~。
玉電とか乗った事もないけれど、乗った気分になれたもん。
やっぱり、アニメーションにおける音の効果って大きいね!
それと、キャラクターと、中の人がばっちりハマっていたのがまた大きかったかな。
がりモルと同い年の宮崎あおいさんが演じる佐野さん。
眼鏡外すと、まじかわいいんだよ!
それと。
…南明菜さんが、あそこまで演技うまいとか、まったくの予想外でした。
学校内でのガヤの演技があまりに自然すぎて、びっくり。
名もなきクラスメイト役で、20人もクレジットされてましたから。
当然といえば当然?
それもまた要チェックな聴きドコロです!
あ、「河童のクゥ」でもそうだったけど、「クレヨンしんちゃん」で
あのオナジミのキャラの声を当てている声優さんたちが何人かゲスト出演されております。
しんちゃんと風間くんがイチャイチャしてたの、がりモルは聴き逃さなかったよ。
・
がりモルの個人的な意見だけど。
たぶん、原作を読まないで観に行った方がよいかな。
あ、もちろん、既読の方もきっと気に入ってもらえる作品に仕上がっているとは思うけれど。
ラスト直前、「ぼく」が前世で犯した罪がなんだったのかを、告白するシーン。
そんな作品の根幹を担う重要なシーン、CMで流してていいの!?
って、びっくりしたものですが。
正直、罪の正体は本編を観ていくうちに何となくわかっちゃうんです。
「ぼく」の一世一代の告白だけど、観客みんなはきっと、
「あぁやっぱりね」って思ってたと思う。
ただ、ここが原監督のすごい所で、
単なる日常描写やちょっと観ただけじゃわからないような細やかな伏線、
キャラクターの表情や必要最低限のセリフなど、
ちいさなちいさな積み重ねで、「ぼく」の罪の正体を、観客に気付かせるその演出力が。
本当に素晴らしいと思う。
で、原作既読で、罪の正体がわかった状態での観賞だと、
やっぱりその罪に気付くまでの真くんの心の成長を描いた過程が、
どうしても印象が薄くなってしまうような気がして。
今から「読んでから観るか、観てから読むか」迷っている方へは、
がりモルは「観てから読む」方をオススメします。
予備知識がなくても、すんなり「カラフル」の世界に入っていけるから。
けっこう重いテーマを扱って入るけれど、
最後はすがすがしい気持ちで、劇場をあとにできる。
家族や友達、恋人と。
大切な人たちといっしょに、観に行ってみるとよいと思うよ!
<ちなみに>
パンフレットのキャストインタビューに、
「自分を色にたとえると?」って質問があったのですが。
宮崎あおいさんと、
我らが新潟県民の誇りである高橋克実さんのカラーが同じで思わず笑った~!

FC2 Blog Rankingに参加しております。応援よろしくです。
↑実は、「キャッツ&ドッグス」の前売りも買ってあるんだ…
「原作読んだけど、あんなドロドロしてるの観に行くらいなら、」
「『キャッツ&ドッグス』を観た方が百倍マシ」
とか言ってたけど。。。
別にそんな事はなかったぜ!
それどころか、まじ泣きだよ!
大号泣だよ!

森絵都原作、原恵一監督最新作。
「カラフル」

プラプラまじ天使!
原監督、伝家の宝刀である細やかな人物描写。
早乙女くんが肉まんを均等に分けようとして、
でもやっぱり真くんに大きい方をあげたくて…っていうあそこ!
あそこのシーンは本当に、観てて涙が出るくらいビバ☆青春!
って感じで、すっごい気持ちよかった!
あと、雨に濡れたひろかちゃん、まじエロかった…
ジャケット脱いだり髪の毛を弄んだり、ひとつひとつの所作がなんてゆーか。
もう中学生ってレベル軽く突破して、場末のバーのママクラスだよあのエロス…
あと背景美術!
写真からトレースしただろこれ
っていうかこれ完全に実写だァァァァアア!!!
そんな超一級品の美麗な背景、劇場の大スクリーンで観ないともったいないです!
あと音周りとか!
今、「灰羽連盟」のブルーレイBOX観始めてるせいか、
大谷幸さんの音楽が「灰羽」の世界観とシンクロして。
「ここぞ!」ってとこでぴしゃりとはまる音楽が流れて、
よけいに涙腺が刺激されるのです!
音響も、生活音とか電車の音とかすごかったな~。
玉電とか乗った事もないけれど、乗った気分になれたもん。
やっぱり、アニメーションにおける音の効果って大きいね!
それと、キャラクターと、中の人がばっちりハマっていたのがまた大きかったかな。
がりモルと同い年の宮崎あおいさんが演じる佐野さん。
眼鏡外すと、まじかわいいんだよ!
それと。
…南明菜さんが、あそこまで演技うまいとか、まったくの予想外でした。
学校内でのガヤの演技があまりに自然すぎて、びっくり。
名もなきクラスメイト役で、20人もクレジットされてましたから。
当然といえば当然?
それもまた要チェックな聴きドコロです!
あ、「河童のクゥ」でもそうだったけど、「クレヨンしんちゃん」で
あのオナジミのキャラの声を当てている声優さんたちが何人かゲスト出演されております。
しんちゃんと風間くんがイチャイチャしてたの、がりモルは聴き逃さなかったよ。
・
がりモルの個人的な意見だけど。
たぶん、原作を読まないで観に行った方がよいかな。
あ、もちろん、既読の方もきっと気に入ってもらえる作品に仕上がっているとは思うけれど。
ラスト直前、「ぼく」が前世で犯した罪がなんだったのかを、告白するシーン。
そんな作品の根幹を担う重要なシーン、CMで流してていいの!?
って、びっくりしたものですが。
正直、罪の正体は本編を観ていくうちに何となくわかっちゃうんです。
「ぼく」の一世一代の告白だけど、観客みんなはきっと、
「あぁやっぱりね」って思ってたと思う。
ただ、ここが原監督のすごい所で、
単なる日常描写やちょっと観ただけじゃわからないような細やかな伏線、
キャラクターの表情や必要最低限のセリフなど、
ちいさなちいさな積み重ねで、「ぼく」の罪の正体を、観客に気付かせるその演出力が。
本当に素晴らしいと思う。
で、原作既読で、罪の正体がわかった状態での観賞だと、
やっぱりその罪に気付くまでの真くんの心の成長を描いた過程が、
どうしても印象が薄くなってしまうような気がして。
今から「読んでから観るか、観てから読むか」迷っている方へは、
がりモルは「観てから読む」方をオススメします。
予備知識がなくても、すんなり「カラフル」の世界に入っていけるから。
けっこう重いテーマを扱って入るけれど、
最後はすがすがしい気持ちで、劇場をあとにできる。
家族や友達、恋人と。
大切な人たちといっしょに、観に行ってみるとよいと思うよ!
<ちなみに>
パンフレットのキャストインタビューに、
「自分を色にたとえると?」って質問があったのですが。
宮崎あおいさんと、
我らが新潟県民の誇りである高橋克実さんのカラーが同じで思わず笑った~!

FC2 Blog Rankingに参加しております。応援よろしくです。
↑実は、「キャッツ&ドッグス」の前売りも買ってあるんだ…
スポンサーサイト